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推し簿

コーヒーとカメラはセットのようなものそうじゃないですか?

No.03 | バリスタ・コーヒーロースター 竹内雄基

#推し簿とは

「推される」側の人間も、実は一人の「推す」側だったり。人間だもの。カルチャーの中心にいる彼らの今の「推し」を記録する連載企画。
Profile
バリスタ・コーヒーロースター
竹内雄基
1986年札幌生まれ。BARISTART COFFEE(バリスタートコーヒー)創設者のひとり。ラテアートで数々の国内・世界大会入賞経験を持つ。2018年にシンガポールに渡り初の海外店舗を立ち上げ、ヘッドバリスタ兼アドバイザーとして活躍。2020年に帰国、ロースター(焙煎士)、飲食店プロデュースをメインとしながらも、お客様へ最高の一杯を演出するためバリスタとして今も店頭に立ち続けている。
バリスタ 竹内雄基の推しは
ファッション・音楽、そして
カメラです!

好きな服を着て仕事をするカルチャー

ファウンダーとしてブランドづくりから参画している BARISTART COFFEE では、あえて制服を設けないようにしています。それは、ファッションもバリスタの個性を表すコミュニケーションツールだと考えているからです。

それぞれが好きな服を着て、自分のスタイルを出して接客をする。そういうカルチャーでやってるので、気持ちが上がりますしとても気分が良いんです。結局のところ、それがいい接客にもつながっていると思っています。

姉妹店がアパレルをやっていて

実は BARISTART COFFEE の姉妹店はアパレルのお店が多くて、MaW というセレクトショップはぼく自身もよく利用しています。

最近は店長におすすめされた「 Fresh Service 」というブランドにハマっていまして、新作が出る度にざわついております。今着てる服もほとんどがそれで、雑貨などの展開もあるので、家中揃えていってる感じです。お店に立つときにも、焙煎するときにも、いつでも気分を上げてくれるお気に入りのブランドです。

コーヒーとカメラはセットのようなもの

そうじゃないですか?だってカフェに行ったらみんな写真撮るじゃないですか。特にラテアートとかカメラに収めたくなる見た目ですし。ぼくも例に漏れず写真を撮ってたんですよ。そうしたらなんだか極めたくなってしまって。

自分のフィルターに当てはめて世界観を作って記憶に残していくプロセスがとても魅力的なんです。気づいたらコーヒーと同じくらい沼にハマっていまして…。

カメラは趣味で抑えています

カメラは SONY の α7III を使っています。操作性がよくて、持っていて満足感が強いのがいいですね。レンズは単焦点の明るいレンズが好みです。35mmとか50mmを使うことが多いです。

最近ではラテアートだけじゃなく、息子を撮ったりと被写体の幅が広がっています。ただ、カメラはあまり仕事にせず、趣味としてやろうと思っています。それが楽しくやれる秘訣なので。自分の記録、記憶用という感じですね。

若い時はDJを目指していました

高校生の時におばあちゃんにお願いして、ターンテーブルを買ってもらって、家の中でうるさいと言われながら皿をこすっていました。友達とミックステープを作って学校の昼休みに流したりとか。学校帰りにレコードを漁ったのもいい思い出ですね。

最近はなかなかやる時間がないんですけど、やっぱりタワレコさんとかでレコードコーナーの前を通ると足を止めてしまいますよね。

仕事・遊び・生活、全てを楽しんで生きる

好きな服を着て街なかを歩き、良いと思った瞬間をカメラに収め、そのままの姿でバリスタをやる。仕事・遊び・生活がシームレスに繋がってどれも最高に楽しい、そんな生活をしています。もちろんこれからもこの生き方を変える気はないですし、もっと楽しくなるように挑戦していきたいと思います。

PHOTO:RYO MAEDA

Movie

VIDEO:NUPEK

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